今年は桜島の噴火が昭和火口より南岳山頂火口のほうが多くなっていて、火山の活動に少し変化があるのかもしれないと感じたのが先週のことでした。
(SNSにはそのことを書いています)
そして漠然とですが、全国の火山でも何か変化があるのだろうかと思っていたところに、群馬県の草津白根山の噴火のニュースがあり衝撃を受けていました。
何の前触れもなく突然噴火するということが、可能性としてはじゅうぶんに考えられるのだということが驚きでした。
わがふるさと鹿児島には活火山として噴火警戒レベル3(入山規制)の桜島と新燃岳を含む霧島連山があります。
ある火山の専門家によると、霧島連山でも今回の草津白根山のような噴火はいつ起こっても不思議ではないということです。
7年前の新燃岳の噴火では、わずか2日間で桜島の噴火活動の10年分の噴煙が上がったとされています。そのころと同じレベルのマグマが、すでに火口地下に溜まっているという分析もあります。
昨日の1月26日は7年前に新燃岳が噴火した日ですが、鹿児島空港近くから眺める霧島連山は穏やかでした。
そして今日は桜島も、冬の晴れ間にその威容を輝かせていました。
活火山とともに生きる人間として常に畏怖の念を忘れず、適宜必要な情報を収集して十分な備えをし、万が一の時に適切な行動がとれるようでありたいと思います。


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