万物の氣が満ち、清く明らかなこの時期は、身体を動かすのが最も心地よく感じます。
私も先日、久しぶりに開聞岳に登ってきました。
特に下りの際のエキセントリックな筋肉痛が大腿部などに数日残りましたが、アウトドアで流す汗はまた格別でした。
そんな楽しい思いもありながら、仕事現場ではなかなか厳しいシーンに遭遇しています。
あるお客様が、不慮の転倒で肋骨を骨折していたのです。
2週間ほどの静養を経て、そろそろ動いてみようかとパーソナルセッションご依頼でした。

痛みはほぼなくなっているということでしたが、いろいろとチェックをしてみるとご本人の感覚と身体の実際にいくつかのズレが出ていました。
こういうズレや歪みを放置しておくと、トラウマとして身体に正常でない状態が記憶されてしまい、のちに新たな身体の不調などを引き起こす原因となりかねません。
必要に応じたストレッチや調整手技で骨格バランスや筋バランスを整え、ダメージの残る肋骨や脊柱、内臓などにエネルギーを流していき、終了時にはほぼ正常な体軸を確保できるようになりました。
お医者さんの治療と合わせて一日も早く完全復活となるよう、今後もサポートを続けていきたいと思います。
コメントをお書きください