昨日開催された織田記念陸上の男女100mをみて、男子の山縣亮太選手と女子の福島千里選手のセイコーコンビに今季の期待がもてそうに思いました。
その根拠は、「体軸」です。
私のパーソナルコンディショニングの最優先のプライオリティが、この体軸の確保です。
チャクラや経絡などの生体エネルギーの調和といった広義の捉え方もありますが、肉体的な調和がベースとなるのはいうまでもありません。
骨盤(仙骨)-脊柱-頭蓋骨(後頭骨)のラインが整い、脊髄神経が正常に機能することで筋肉も正常に力を発揮します。
つい先日、ジムで胴体に大きなコルセットを巻いている方がいました。肋骨や脊椎を骨折したときなどに装着するものです。
その方は何度かお見かけしていて、コンテストに出場されるのだろうと思われるような逆三角形の今どきマッチョでしたが、スクワットやベントオーバーの姿勢に屈曲癖のある危ういフォームが気になっていました。
トレーニング負荷が大きくなればなるほど、体軸がとれた基本姿勢でないと故障のリスクが高まります。
一般の方でもプロアスリートでも、体軸を適切に整えることが、QOLや競技パフォーマンスを高める大前提です。
これからもしっかり軸のとれるトレーナーでありたいと思います。

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