「姿勢を正しく!」
前職の教員時代にも何度となく口にしていましたが、当時は主に精神面の意味合いのほうが大きかったように思います。
今はなぜその正しい姿勢が必要なのか、解剖学的・運動学的な根拠があります。
先日、ジムで20代後半くらいの男性がトレーニングをしていました。
その男性がチェストプレスのマシンに座っている姿を見て、愕然としてしまいました。

こんな感じで運動していたのです!
私自身が腰背下部が硬いため再現が甘かったですが、実際はもっと腰椎後弯・骨盤後傾でベチャッとつぶれていました。オーマイガー!
表情もなんともやる気がなさそうで、悲しいやら腹が立つやら嘆かわしいやら、なんともいえない感覚に襲われました。
こんな姿勢でスマホをいじる若者は数多く見てきていますが、まさかジムでとは・・・。
もちろん正しくはこうです。

基本姿勢として、頭部・背部・(写真のマシンではパッドがありませんが)腰部・臀部をパッドに当てて座り、太腿前面が床と並行で両足の裏がしっかりと床についていることが求められます。
(マシンが空いた隙に急いで撮ったので座面が少し高かったです。私自身がトレーニングする場合はもう1段低くセットしています。85点、ですね。)
外国製のマシンでは小柄な日本人では適切なポジションにセットすることが難しい場合もありますが、足元に台を置くなどの修正をして正しい姿勢でトレーニングするように心がけたいものです。
そのほうが確実に体軸がとれますし、トレーニング効果が上がります。
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