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3人目の男

梅雨明けの声尾を聞かぬまま、暑さが極みに達するという二十四節気の「大暑」を迎えました。

確かに昨日今日と身体から噴き出す汗が真夏仕様になっています。

 

大雨の頃は気温が低く、そこからの蒸し暑さに真夏の猛暑ときています。なかなか体を慣らす時間もなくて大変です。

 

そんな中、仕事先の近くでは高校野球に中体連の県大会などが盛り上がりを見せています。

「最後の夏」に青春を燃やす若者たちはいいですね。

 

そして先日、ロンドンで行われた国際陸上グランプリ大会男子100mで、小池祐貴選手が日本人3人目となる10秒台、9秒98(+0.5m・日本歴代2位タイ)で4位に入賞しました。

 

最初に10秒の壁を破った桐生佳秀選手や、その桐生選手の記録を破る日本新9秒97を出してその後の日本選手権でも2冠のサニブラウン・アブデルハキーム選手よりインパクトのない報道ですが、私は非常に価値のある記録だと思っています。

 

社会人になってからグングン記録を伸ばし続けていること、好記録で安定していること、国際舞台に強いことなど、評価すべき点が多いのです。グランプリ大会の決勝はほぼオリンピックや世界選手権のファイナルと同レベルの選手で競うわけで、その中で自己ベストを0.06秒も更新するというのは素晴らしいことです。

 

小池選手については昨季から、フィジカルの強さと安定した体軸に注目していました。さらなる記録更新に期待が高まります。

 

そして世界陸上を含むシーズン後半でさらなる9秒台スプリンターの誕生も期待しています。全員が9秒台スプリンターの「リレー侍」なら、東京五輪(&ドーハ世界陸上)の4×100mRで金メダルという大団円も夢ではなくなります。

 

そんな期待ができるだけでも幸せです。