長雨、猛暑、台風、猛暑と続く夏ですね。
お盆休み明けもまだまだ暑さは続きそうですが、元氣に頑張っていきましょう。
そんな猛暑の中でもいろいろな大会でアスリートの嬉しい活躍が報じられています。
特に昨日8月17日に福井県の9.98スタジアムで行われた陸上競技大会は空前の日本記録ラッシュに沸きました!
まず、ひと月ほど前にこのブログ(7月13日付『フィジカルベース』)でも注目の選手として取り上げた女子100mHの寺田明日香選手が13秒00(+1.4m)の日本タイ記録、そして同じく男子110mHの高山峻野選手が13秒25(+1.1m)です。
高山選手は今シーズン4回目の日本記録(タイ記録含む)と絶好調です。
そしてこれにとどまらず、信じられない展開は走り幅跳びで起こっていました。
若手のホープ、日大3年の橋岡優輝選手(お父様の利行さん、お母様の旧姓城島直美さんは私たち世代の名アスリート)が1回目の試技で8m32(+1.6m)を出し、自身のコーチである森長正樹さんの日本記録を27年ぶりに更新します。
それがそのわずか30分後に、ゼンリンの城山正太郎選手が8m40(+1.5m)をたたき出して日本記録を塗り替えたのです。8m40cmは今シーズンの世界ランク2位、リオ五輪の金メダル記録より上というビッグジャンプでした。
3位の津波響樹選手(東洋大4年)も世界選手権の標準記録(8m22)を突破する8m23(+0.6)を記録する超ハイレベルな勝負でした。ライブで観戦した方は幸せですね。
ネットニュースを読んだだけで、1991年の東京世界選手権でのカール・ルイスとマイク・パウエルの世界記録合戦の興奮が蘇ってきました。
2年前に100mの桐生佳秀選手が初めて9秒台に突入した競技場でこれだけの日本記録が同日に出たというのは非常に感慨深いです。
トラック&フィールドで世界を舞台に活躍できるアスリートが数多く台頭してきて、来月の世界選手権、そして来年の東京オリンピックがいよいよ楽しみになってきました。
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